ラジコンボートにちょっと工作を施し全周プリズムをチョイス。社員作。
100均一の鍋ふた、すばらしい!
とりあえずこれでGo!
TSからの追尾データは1秒に数回、
RTKの場合は出力が1秒,0.2秒
と設定出来るけど、TSでは
そのような設定はT社いわく
無いそうです。
とりあえず
ボーレートを9600に設定すると
だいたい1秒に6個くらい追尾観測データがPC側に流れてきます。
が、1台のPCでラジコンボート用のソフトと自動追尾用の深浅ソフトを同時に立ち上げている為、ボーレートが9600だとPCが対応しきれずフリーズを起こし固まります。
困った‥‥‥
双方を時間で同期したい為
PCは1台で稼働させたい。
ボーレートを1200に落としてみたら
おぉ順調、でもってTSデータも1秒に2個程度と減りました、なんだか良くわかりませんが、結果オーライと言う事で。
これでラジコンボートから水深1秒1回データ、TSから位置情報1秒2個程度取得出来ました。
順調に追尾してます。
後は三次元座標への同期生成作業です。
使用する深浅測量ソフトは通常、同時接続してる音響測深機のデータも吸い上げてきますが、
今回は音響測深機は使用せずラジコンボートを使ってますので深浅測量ソフトとは繋がっておりません。
なので、深浅測量ソフト内の空の測深データファイルにラジコンで取得した日時、時間、
水深データをフリーのテキストエディターで加工し上書き保存、フォルダ内に戻して
解析ソフト内で自動同期させる。
あるいは、解析ソフトを介さず、エクセルでそれぞれのファイルとにらめっこして
水深データ
位置データ
両ファイルとも1秒データなら良かったんですが
TS側はミリ秒単位、水深側は秒単位
エクセルの”VLOOKUP”を使って、ミリ秒と秒なので完全一致ではなく
近似一致を選択したら、ばっちり同期!!
後は、TSから全周プリズムまでの
比高が収録されているから
器械点高±比高-全周プリズムから水面まで-水深で標高が決まります。
で、エクセル上でX座標、Y座標、標高を完成させます。
どちらの作業でも問題なく同期できます。
水面高から計算するわけじゃないから
現場で水面高を測る必要はありません。
これで万全
‥‥で、あって欲しい
年始の現場、これで挑みます。