新年度測量事情あれこれ

投稿者: | 2017年4月5日

アペオ技研壮年測量屋さん「mogera」です。
春ですね~♪ 新年度測量事情あれこれです

まずは! 新入社員入社式でしたぁ♪ ・・・身内情報からですが(笑)
アペオ技研でも新年度 4月、新入社員をお迎えすることができました。
ささやかながら入社式の風景です。社長より辞令交付、新人君がんばってくださいネ♪

アペオ技研始まっていらいの(w) ピカピカの1年生、測量専門学校から入社です。
一昨年から中途入社を加えて新人3人目となります。
なかなか社員数も充実してきました。これで技術部は私を入れると7人、3班編成も夢でなくなり、今後 充実した作業が行えそうです。

測量専門学校に2年就学してくると、卒業とともに「測量士」の資格取得ができているのだそうです。
昨今のアペオ技研は、三本柱の業務 UAV、深浅測量、GNSS基準点ですが
最近UAVレーザー計測のウェイトがかなり大きくなり 飛ばせる測量技術者が がぜん必要となってきましたが、
我社を選んで頂いた理由が「UAVを扱ってみたい」とのことですので
この 飛ばせる測量士 となってくれるのを大きく期待するところです。
なかなか大変な業界ですが 苦楽ともにして がんばってまいりましょう!♪ネ

春を向かえ、UAVを重点で行っています技術部長と解析担当の社長は いまだ大忙しで飛び回っていますが
地上測量をメインの技術部はかなり落ち着いてきまして、昨年の業務の反省も踏まえ「新入社員講習会」の中で技術員のボトムアップを加えてを企画立案しっかりやり、新人研修にかこつけて行ってます。
なかなか奇抜な座学や実習を企ててみましたが(w) また機会があったら紹介しますね。

 

わが社では新たな仲間を迎えるという新しい出来事から新年度を迎えたわけですが
測量・計測分野でも新たな動きがありましたね。ちょっとご紹介です。。

まずはUAV。。。
ご存知のとおり、航空法に伴う無人航空機の飛行申請が
本省航空局にて受け付けてた申請を、地方航空局に移管されました。
小社では昨年度包括申請を取得し、業務単位で申請することとの兼ね合いを模索するところですが
愛知県の管轄である大阪に申請を行って、昨今の航空局の動向を近々探ってみたいとは思ってます。

公共測量分野では、
UAVを用いた公共測量マニュアル(案)の改正がありました。
1年間の利用実態や実証実験の結果等を踏まえ、規定の内容を見直し、例えば、隣接空中写真の重複度(ラップ率)を緩和(90%→80%)することで、使用する写真枚数を半減し、撮影や処理に要する時間を大幅に減らすなど、より効率的な作業を行うことができるようになった とのこと。
おそらくは毎年以上 なんらかの改変更新をされていくであろう このマニュアルですが、色々なところで作業の簡略化が図られたかな という感じには 確かになってますね。
UAVの効果的な利活用 この点においては、測量という概念自体を変えねばならんのかな とも思ってますが、今後の動向注視ですね。

 

ICT土工を推進する国土交通省のi-Constructionの取り組みのうちでもあるのですが、
「地上レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)」が制定されました。
小社ではUAVレーザーに重きをおいていたのでやってない分野ですが、UAVでの計測を行えば行うほど、地上スキャナーの必要性も理解が深まってきてます。
必要なスキルであることは間違いないでしょうね。

GNSSでの基準点測量において、まぁこれは例年なんですが
「2017年度版地殻変動補正パラメータ」が公開されました。
いわゆる セミダイナミック補正ですね。
ジオイドマップと違って、これは経年変化の提示ですので4月更新は例年のことなので新たな話題でもないのですが
うっかり変更せずに計算すると。。。成果検定時に どっかん! となります。。。実は経験済み(汗)

この他にも新年度を境にして色々な試みが出ているかもしれません。
今後の超近代測量の動向 八方きょろきょろしながら 探っていきたいものです。
情報提供もお待ちしております(笑)

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です