ネットワーク型RTK法

投稿者: | 2013年3月4日
おのずと知れたVRS方式。
単点観測は、楽ちんで便利で即効性があり非常に重宝してます。単点観測の場合、放射観測みたいな
もので精度管理が出来ません。初期化が正常に行われたのか否か
見た目じゃわかりませんよね。

標杭等で初期化を行い静止観測を
10エポック観測します。
そのまま再初期化し、再度静止観測を
10エポック観測しΔNE20mmΔU30mm
内ならOK,そのまま観測を続けます。
初期化が正常と判断して良いです。

既設基準点があれば、そちらで
初期化点検を行います。

最初の初期化値を点検に
再初期化値を本観測として採用
帳票は較差表として出力し
バックデータとします。

すべて後処理で解析出力です。

RTKだからリアルタイムに座標が出来るわけで、sim等テキストで出力出来ます。
後処理解析で固定点情報の変更や
目標高の修正等を行い、再解析し
1点固定の仮定網計算で良いです。
現場で固定点標高を間違えちゃった
、目標高を間違えちゃった等
後から修正再計算できるから
後処理は便利です。

成果として必要な場合は、後処理を
行ったほうが良いです。

以上が単点観測法。

手法頻度では1番多く使われていると
おもいます。

あと、3,4級基準点です。
でも、ほとんどお目見えしてないようにな気がします。
それは、網平均計算、仮想点の配点、
現場での実際の作業方法etc…
結構ややこしい
ついつい
スタティック法を採用しちゃいます。

次回、直接法間接法について書きたいとおもいます。

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