UAVによる空撮で決められたインターバルでカメラのシャッターを切ります。
弊社採用のシンクロ撮影は1/1000秒単位でGNSSデータと写真をマッチングさせるため
カメラシャッター速度は遅くすることはできません。
遅くすればするほど移動体撮影のため、後処理時にカメラシャッター位置の水平位置誤差が過大になってしまいます。
RAW撮影後、現像時に露出・ホワイトバランスを調整しJPGもしくはTIFFへの現像処理をします。
現在は2台の専用PCにて一連の現像から後処理、解析(SfM)を行ってます。
それなりのスペックではあるのですがやはり時間はかかります。
例えば現像処理だけを取り上げてみましょう
①Xeon E5 2620×2 12コア24スレッド RAM64GB
②Xeon E5-2690×2 24コア48スレッドRAM64GB
CPUを上記2台で速度比較してみました。
RAW⇒JPGを710枚一括現像
結果
①80分
②55分
3000枚近くを現像するとさらにタイム差は広がります。
のちのSfM処理では24時間とか48時間解析がベースとなるので
さらにタイム差は広がるでしょう
ただし、②のCPUは一個25万円近くしますので2個でCPUだけで50万円になります。
化け物CPUだな・・・・
弊社では①レベルのスペックが2台稼動している状況下、②を導入するか否か
クラウドサービスにて②を検証してみた次第です。
はてさて、いかがなものでしょう。
HDDをSSDにするか否かでも変わってくると思います。
SfM解析の弱点はびっくりするくらいのスペックPCじゃないと
短時間処理ができない。
2000枚~3000枚くらいだとそれなりに覚悟が必要です。
単純に今回は12コアと倍の24コア対決をした結果
コア数が倍でも速度は倍にはならず1.5倍くらいの結果となりました。