想い入れの地でのUAV計測業務

投稿者: | 2015年9月11日
Sです。
震災の3ヶ月後に南三陸町その後に石巻で調査をしてから
もう4年経ちました。
今回は、岩手県での計測業務ですが
東北道の花巻か東和で降りるはずだったのですが
ナビが古いせいか宮城県の途中で下道におりて海沿いを走れと
ナビに支持をだされ まだ、降りるの早くない?と思いつつ
走っていたら4年前に震災の調査で過ごしていた南三陸に出ました
瓦礫が盛土だらけに変わっただけで 本当に復興進んでるの?
と思ってしまいました。
防災庁舎も残っていましたが
後世に伝えるために残すのか?
遺族の事を考え撤去するのか?
色々と意見があるようですが
見世物にして写真を撮る場所では、ない と思います。
献花をし手をあわせる場所
初めて訪れた日に高台の老人ホームから見た景色は、いつまでも忘れることが出来ません。
あらためて今回頂いた業務も復興の一環としてお役に立てればと思いました。
今回の業務は、復興用の土を仮置きしている土量の計測です。
DSCN4105
お盆休み中で現場も止まっていたため(数台のトラックは、休みなしで業務しておられました)
スムーズに進められたのですが
撮影後にGCP(当社は、NoGcpで解析できるため精度管理用です)の撤去に行くと
1箇所マーカーがズレていました。
 IMG_6893 IMG_6894
撮影中は、車はもちろん人も近づいていない場所なので
なぜ? と思ったら犯人は、鹿の親子でした。
現場の方にお伺いしたらの山沿いには、鹿がいるようで食べ物と勘違いするようです。
怒るに怒れないので周辺の替りになりそうな物をVRSで押さえて代用です。
遠方だと解析結果がうまくいかなくても再計測は、出来ないので
写真とGNSSデータなど現場で確認できることだけして帰社しました。
往復に2日 現場は、半日 疲れましたが少しでも復興のお手伝いが出来ればと
今後も続けていきたいです。

 

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