月刊測量の4月号にも取り上げられていたRTKLIBを使ってみる。
GPS、QZSS、GLONASS、Galileo、BeiDouのL1、L2、L5帯のデータを処理して、基線解析を行うことができます。
かなり低予算でRTKが出来そう
なんとオープンソースなのだ!
測量機器メーカーで見積ると2台フルセットRTK仕様だと軽く片手は超えるだろうなぁ
マルチGNSS解析ができる優れものなのです。
試しに30分間1秒間隔のGPSのみのキネマ解析を行ってみた。
ほぼ15mm範囲内でのバラつき。
NEUを見ると
水平は±1cm内、垂直も±2cmと非常に良好。
ただ、baseとroverで異機種混合でGLONASSを絡ませると
IFBの問題でアンビギュイティが解けません。
異機種でGLONASSも解析したいなら
近頃国土地理院より一部公開されたRTKLIBをベースにしたGSILIBを。
IFBの推定及び補正が可能です。
と、自分のためにも備忘録として綴っておこう