トプコンソキアポジショニングジャパンロードショー2015に行ってきました。
『マルチコプターによる最先端の3Dマッピング技術』の講演も受講してきました。
大会議場が一杯になる盛況ぶりでした。
さすがUAV関係は旬ですね。
トプコンが新しく出した解析ソフト『image master uas』 の機能性能が主流の内容でしたが・・・
何やらトプコンさんはUAVと解析ソフトのセット販売での戦略のようで
image master proの既存ユーザーとしては
非常に導入しづらいシステムになっておりました。
ただ、proから有償ではありますがバージョンアップの設定はあるようで。
眠っているproが陽の目を見れればよいけど。
動作確認済みのUAV(現時点では2機)のみのログデータしか
解析に扱えないという、ある意味スペシャル仕様だ。
L1GPS/IMU搭載でUAVの姿勢傾きを同時観測してます。
相互標定なので測地系位置決定にはGCP(地上基準点)は必須です。
単純にGPS/IMUデータと写真データを秒でマッチングさせてるだけの模様。
(ちょっと残念・・・・)
自動標定、ステレオマッチング、今じゃ当たり前でしょ
何百枚もの写真を手動でマッチングさせていたらエラ事かと・・・
山岳や土砂現場でGCP点が打てない現場では位置決定ができません~
何がなんでもGCP点が必要になってきます。
UAVを使わない地上の近接写真測量も写真のインポートが出来ない
みたいなので解析できません(ホントかな・・・・)
proからあった機能で建物等のエッジを緩和させる
ブレイクライン機能はちょっと試してみたい感じ。
将来的にはUAVに関する公共測量の作業規定が整備されてくれば
作業規定に特化したカタチの解析ソフトになるのだろうと期待。